懐かしい話(シェゾ)


激しい爆音と同時に、強い光。
流石全力でダイアキュートをしただけあるな。

「終わりだ……ジュジュジュジュジュゲム!!」
「なっ、うわあああああ!!」


「まさか直撃するとはな」
「驚いてんじゃねえ!本気で死ぬところだったぞ今!」
「騒ぐな煩い。大体修行に付き合えと言ったのはどっちの方だ」
「お前だ」
「貴様だろ闇の変態」

せめて変態魔導師と呼べ!と目の前の魔導師、シェゾは叫ぶ。
お前はもう闇の魔導師と呼ばれなくていいのか。自ら自分は変態だと言っているようなものだが面白かったのであえてスルーしておいた。
それにしてもまさかジュゲムが当たるとは、本当に運のない奴だな。
というかどうして魔導の修行なのに「お前がほしい」を連発してくるのか。即死狙いか?
だとしても男にそれしてどうするんだ。せめてするならアルルや異性にしておけよ変態。
いや効果がない訳ではない……が。

「取り敢えず最初に防御と攻撃くらい少しでもいいから積んでおけ。初っ端からアレイアード放つな面倒臭い」
「お前はオレのパラメータ下げすぎなんだよ!」
「敵を不利にする戦法の何が悪い」

こいつもルアクウォイドくらい使えばいいのに。魔導力をそんなに温存させたいか。
シェゾはばたんきゅーしたばかりだというのに突然闇の剣を取り出し、ヤケか何かは知らないが臨戦体制に入る。
……面倒だな。

「何だ、まだ足りないのか?」
「畜生……もういい、こうなったらお前の全てを頂く!!」
「はいはい変態変態」
「変態って言うな!」

予想通り今回にシェゾは防御を上げたり下げたりしてきた訳だが、残念なことに勇気のコインを持っている今の俺には何の意味も無い。
本当、単純な奴だ。


………………
復活したばかりで何してるんだ自分。ええ魔導物語ネタです。しかも相互さん宅とツイッターから影響受けまくってる。なにこれひどい
でも勇気のコインは結構使える。サタン戦ではお世話になりました
……やってたの父ですけど

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