そんなことよりおうどん食べたい(クルーク)


おなかがすいた。
時刻は午後七時、塾で勉強を終わらせた私を待っていたのは……

「……」

家の鍵とすり替えられた招待状だった。(※コピー用紙製)
何これ。おなかすいたんですけど。晩御飯食べさせて下さい。メシよこせ。
取り敢えず開いてみると、そこには無駄に綺麗な字で「キミをボクのディナーに招待してあげるよ」の一文。
どうやら文からして犯人はクルークらしい。
ディナーとかどうでもいいから早く家に入らせて下さい。おなかすいた。
クルーク?そんなことよりおうどん食べたい。今日の夕飯そばだけど。
でも鍵が無い。つまりそれは私が家に入れないことを意味する。
まあ、ここで私が取るべき行動は……

「そうだ、クルーク、食べよう」

主に食糧的な意味で。うどん食わせろナルシスト。



・・・・・・・・・・・・・・・・・
うどんが食べたい。すっごく食べたい。今日の晩御飯鍋だけど
追記:煮込みうどんでした

prev next


(44/62)
title bkm?
home





人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -