えー、お正月だの年始だの言ってます。
寒いです。外に出たくない。
こたつでみかんとか最高。
届いた年賀状も大体読んだ。
あー、まったりするって最高すぎる。
ピンポーン♪
おっと、誰か来たようだ……はーい。
「こ・ん・に・ち・わ♪いや、あけましておめでとう…かな。ナマエ」
「レムレス!?」
……新年早々、とんでもないお客が現れたなー。
まったりできない!!
「お邪魔しまーす♪」
かなりテンションが上がっているのか、笑顔が満ちあふれている。
しかも気になることに……。
「レムレス、その謎に包まれた感じの袋は何ですか」
手に持ったその袋がすごく気になった。
意外と大きい。
「あぁ、これかい?」
そういうといきなりそれを出し始めた。
「ちょっ、レムレス!?」
あー出しちゃった。
まぁ、止められないから仕方ないけれど。
中からは箱が出てきた。
「あのーこれ何ですかホントに」
「なんだと思う?」
そんなこと言われましても。
改めて私は箱を見る。
大きいだけじゃなく黒い箱。
しかも細長い。
「お正月といえば?」
「もしかして……おせち料理?」
「正解!でもただのおせち料理じゃないよ」
どういうことですか。
「これはお菓子料理だよ」
いや、どういうことですか。
「開けてみて?」
「言われなくても開けますよ」
箱はすんなり開いた。
中には……。
こたつにて。
おせち料理ならぬお菓子料理を食べていた。
黒豆がミニトリュフだったり、伊達巻きがカステラだったり、和洋様々。
美味しいことに変わりはないけれど。
まぁ、いいか。
折角ならアミティたちも誘おう。
流石にこれ全部は食べられないからね。
終われ。
新年早々すいませんでした。
レムレスばかりですね、私が書く小説。
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title bkm?
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