未完色々その2


引き続き残骸集。

「私と貴様の紙工作(クルーク)」

「なあ」
「……」
「ナマエ?」
「……」
「少しぐらい話聞けよ」
「……」
「どうs「黙れナルシストウィス・アトラヘンディブッ込むぞ貴様ァ!!」ひゃあっ!?」

あ、ごめんクルーク。半分くらい本気だった。本気じゃいけないけど。
だって仕方ないじゃない……精密作業中に声かけられたら誰でもブチ切れるって。

「なんだよいきなり!びっくりするじゃないか!」
「一応誤るけどお前のせいだから。これのりしろ小さいから集中しないとセメ○インが乗らないんだよ」
「え?」

……………………
ぺパクラマイクラしてた時の話
取り敢えず主人公落ち着けあと私も落ち着け

「少女幻想論(?)」


――此処は三階、とある大学病院の個室。
私は、気が付いたらそこに居た。
どうして此処に居るのだろう。意識がはっきりして数日はずっとそればかり気にしていたけれど、今ではもうそんなことどうでもいい。残念ながら理由探しについては既に数日前に飽きてしまった。残念ながら私は飽き性だ。
ただ……まあ、やっぱり脳か何かをやってしまったんだと思う。少なくとも憶測だけれど、此処まで生きてきた記憶が何も無いのは流石に可笑しいって。
ちなみに看護師さん以外がこの病室の扉を開けることは無い。つまりそれは見舞いが無いことを意味する。私は両親にさえ見捨てられたのか。別に気にしないけど。
そもそも両親と言われてもその人たちの顔も声も何も覚えてないからどうしようもない。
少しだけ、『両親』暮らす生活に憧れでもいるけれど。
……と、そんなある意味幸せな頭の私は今日も一人ぼっちである。流石に慣れたけれどもやっぱりこの広い部屋に一人というのは寂しい。けれどそれを埋めるものは何もない。あるのはテーブルと申し訳程度の小さな本棚、それから高画質なくせに小さなプラズマテレビ。いつ見ても殺風景で白い部屋だ。
このまま暇を持て余しても仕方が無いのでその申し訳程度の本棚から本を一冊取りだす。今日は久々の推理小説だ。チョイスの理由は目の前にあったから、というとても単純明快で詰らない理由だけれど。
私はその本の表紙を開いてため息を吐くと、ページをめくり静かに読書を始めていっ
た。


その、はずだった。
私の幸せ……という程でもない読書タイムは始まって僅か数分で終わることになる。
「……誰」
「い、いや、その」
「誰、って聞いてるの」
突然慌ただしく開かれたドア。そこに居たのは私と同じくらいの少年だった。
……どうしてだろう。どこかで会ったような気がする。
勿論思い出せないけれど、だとしたらこの病院に入る前――

……………………………
ちょっと前に畳んだアレをリメイクした代物。
連載しようと思ったけど多忙でそれどころじゃなくなり泣く泣く却下


「ただいま。(フェノ)」

「キャッホオオオオオオオウ!!」

奇声を上げながら空を飛ぶ得体のしれない人間。誰?私か。
という自問自答はさておき……


帰ってきました、プリンプタウン。

「にゃははははははははー!!やっぱ楽しいなこの世界!」

独り言を言いながら、目指す先はいつもの研究所。
私は一週間母に強制拉致され閻魔のバイトをしていた。つまりこちらの世界には大体二か月三カ月居なかったことになる。
クルークやレムレスは、まだあの研究所に居座ってくれているのかな。
何も報告無しに突然帰ってきたらどう思うかな。
想像を膨らませながら、只管に空を飛ぶ。

「……早く会いたいな」


………………………
残念ながら私に続きは書けなかった
フェノがちょっと狂いかけてるけど気にしたら負けだと思う


終われ。

prev next


(24/31)
title bkm?
home





×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -