雪が降る呪文のようなもの。


「雪よ降れー雪よ降れー」
「……ナマエ、何を言ってるの?」
「風よ吹けー風よ吹けー」
「……ナマエ?」
「雪風おーけー雪風おーけー」
「ナマエー!?」
「ふあぁっ!?」

アミティ、どうしたの。そんな大声出して。

「だってナマエが返事してくれなかったから!」
「それはすみませんでした」



「ねぇ、アミティ」
「なーに、ナマエ?」

私は一瞬言葉を切った。
そして言った。

「あきた」
「ええええええええええっ!?」
「そこ!さっきから僕の勉強の邪魔をするなー!」

何か後ろでクルークが叫んでいるけれど。
気にしたら負けだよね!!



==========
……という夢を見ました←
これ以上話がイマイチ盛り上がりそうもなかったので没。

おまけ。
家族曰く、あの呪文は本当に唱えられていたそうです。
しかも雪が降り注いで雪かきが大変だったとか。


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