フェーリと私。


「ナマエ……」
「何でしょう?」
「アナタ、いい加減に先輩から離れて」
「どうしてそうなった」

某時刻、某所。
偶然出会ったフェーリと私は話をしていた。

「ここで出会ったのも何かの運命……ナマエ。話があるワ」
「あのー、どうして……ちょっ!?腕引っ張らないでよー!」

何だかんだで連れ出された結果、第一声がこれである。



「先輩っていうと、レムレスのこと?」
「先輩を勝手に呼び捨てにしないで!」

うわぁ、いろいろ面倒だなー。

「えと……レムレス……先輩と、私に何か。繋がりなんてあったっけ?」
「あるじゃない。アタシ以外にも、先輩に近寄ろうとするなんて……」

そこで、ビッという風の音がする。

「アナタの運命……じ・ご・く・ゆ・き!」
「いや、何で今日に限って『ぷよ地獄』じゃないの!?」

いやいや、そんなことはどうでもいい。
というか、ダウジングロッドをこっちに向けないで!

「それよりも、レムレス……先輩とフェーリ元から仲が良いから大丈夫だと思うよ?」
「アナタは先輩に近づかないで。アタシと先輩が結ばれる……」

また風を切る音がする。

「そう……運命なのよ!!」

だからそれをこっちに向けないで!!
もう一つ言えば振り回さないでー!!



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ここまで書いて飽きました←
……誰かオチをください。

というわけでここから先は、皆様のご想像にお任せします。


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