「これより『奴らを倒すことを考える会』を始めますわ!」
「「おおー!!」」
ラフィーナとアルルとりんごは盛り上がっている。
あんまりついていけてないのは私とアミティだけだろう。
そもそもなぜ、そんなことをはじめたのか。
三人に聞いてみた。
ラフィーナの場合、クルークがいらつくことを言ったとかなんとか。
アルルの場合、サタンがしつこいとかなんとか。
りんごの場合、エコロが邪魔をしょっちゅうするとかなんとか。
………私とアミティ?無理やり連れてこられました。
そんな時間が経って数十分。
まとめて三人を倒すことは考えたらしい。
だけど問題は、おびき寄せる方法が決まらないらしく。
……ちなみに、倒す方法については私が聞いているだけで震え上がるような、
恐ろしいことだったため、ここではあえて何も言わないでおく。
「どうしましょうか……?」
「そうだなぁ、ちょっと気絶させるとか?」
「アルル、それは流石にやりすぎですわ」
相当悩んでいるらしい。
そのとき、アミティが私の服を引っ張った。
「ねー、ナマエ。これだったらいけないかな?」
「なになに?」
「あのね、すごくスタンダードなんだけど……普通にお願いしてみるのはどう?」
「うーん、サタンとエコロはいいけれど、クルークはどうだろう?」
「とりあえず、提案してみたら?」
その結果、少しいい気にさせれば、乗るんじゃないかということで採用された。
「さて、そうと決まれば行動開始ですわ!!」
「サタン、どんな顔するかなー♪」
「普段の仕返し。わくわくします!」
「やったよ、ナマエ!ちょっと楽しみだね!!」
………だめだ。
私は何も知らないんだ。
あぁ、今すぐ帰りたい!!
==========
ふっはっはっはっはっは(ry
どうしてこうなったんだろう。
三人がかわいそうになったし、キャラ崩壊のため、こうなりました。
(13/31)
title bkm?
home