君とつながる。


「わーい。わーい。わーい!」
「どうしたの?」

いいえ、特に何もないですけれど。
だけど、無性に叫びたかったんです。

「ナマエ、誰に語ってるの?」
「知らない」
「え?」
「やっぱり知らない」

壊れたー、と言って君は座り込む。
いや、別に壊れていませんが。
あれ、そうとは言い切れないのかな?
でも………。

「どうしたのかな、ナマエ」
「えー、特に何もありませんがー」
「でもさっきから何か言っていたようだけど」
「……バレますよねー」

そうだね、と君は言う。
楽しそうに空を見上げる。
その表情は少し隠れ気味で見えない。

「何で分かるんですか」
「んー、いつもナマエと一緒にいるからかな?」
「そ、それをハッキリ言わないでくださいよー!!」
「ダメかな?」

周りを見渡す。
誰もいない。
声も聞こえない。
聞こえると言えば、近くを流れている川の音くらいかな?
せせらぎ、とかいうモノ。

「いいよねー、川の音って」
「それ、今私が言おうとしたのに!」
「知ってるよ」
「何で知ってるんですか」

そういって君は空を見上げる。
考え込んでいるからかな?
でもそれはすぐに分かった。

「ナマエが大好きだからだよ」

ああ、この人は何でも分かってしまうんだな。

「私と同じですね、レムレス!」



==========
なぜ、レムレスのオチにしたんだろう。

それではー反省会ー。
・どこかで見たことある。
・ネタ帳から引っぱり出した結果がこれだよ。
・なぜ、レムレスの(以下略)

以上!すみませんでした!


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(10/31)
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