Chapter.13


「はっ……!?」

私は一体?

窓の外を見ると驚く程まぶしい太陽。
もう朝になっていた。
鏡を見る。うん、目は腫れていない。
ついでにほかのところも見る。異常なしっと。
さて、学校に行く準備をそろそろしなければ。



「おっはよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉー!!!」
「「!?」」

久しぶりに叫んだ!やっぱりこれいい。
アミティとラフィーナが驚いた様子でこっちを見ているけれど……。
気にしたら負けだ!

「おっはよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉー!!!」
「!?」

アミティも私に負けないくらい大きな声を出した。
ラフィーナ……耳、大丈夫だろうか。
まぁ、半分私のせいだけど。

「もうっ……鼓膜が破れてしまいそうでしたわ」

デスヨネー、すみません。

「あ、そうでしたわ。ナマエ」
「なーにー?」
「今日ですわよ、告白の返事。心の準備は大丈夫ですの?」

今の私。
正直言うと、よく分からなかった。
本当にこんな結論を。
クルークは本当に望んでいるのかなって。
今更、その答えが偽りだったらと思うと、怖い。
私は今日の放課後、彼にその気持ちを伝えていいの?

「もしかして、まだ悩んでいるんですの?」
「おわぁ、驚きの図星です」
「やっぱりそんなことだろうと思いましたわ」

やっぱり……?

「だって、ナマエってさ。悩んでるときって腕を組むんだもん!」

言われてみて、私は自分の腕が組まれていることに気づく。
よ、よく見てるなぁ。

「ナマエ、最後のアドバイスですわ」

そういって私のほうに顔を近づいた。

「いい?こういうときには必ず、自分に正直になりなさい」
「言いたいことははっきりと、だよ!」
「……ま、これに限ったことではないけれど、絶対忘れてはいけませんわ」

なるほど、納得。
こうなったらとことん正直になってやる!



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あいまいなところで終わったという。
すみません。


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