「はっ……!?」
私は一体?
窓の外を見ると驚く程まぶしい太陽。
もう朝になっていた。
鏡を見る。うん、目は腫れていない。
ついでにほかのところも見る。異常なしっと。
さて、学校に行く準備をそろそろしなければ。
「おっはよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉー!!!」
「「!?」」
久しぶりに叫んだ!やっぱりこれいい。
アミティとラフィーナが驚いた様子でこっちを見ているけれど……。
気にしたら負けだ!
「おっはよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉー!!!」
「!?」
アミティも私に負けないくらい大きな声を出した。
ラフィーナ……耳、大丈夫だろうか。
まぁ、半分私のせいだけど。
「もうっ……鼓膜が破れてしまいそうでしたわ」
デスヨネー、すみません。
「あ、そうでしたわ。ナマエ」
「なーにー?」
「今日ですわよ、告白の返事。心の準備は大丈夫ですの?」
今の私。
正直言うと、よく分からなかった。
本当にこんな結論を。
クルークは本当に望んでいるのかなって。
今更、その答えが偽りだったらと思うと、怖い。
私は今日の放課後、彼にその気持ちを伝えていいの?
「もしかして、まだ悩んでいるんですの?」
「おわぁ、驚きの図星です」
「やっぱりそんなことだろうと思いましたわ」
やっぱり……?
「だって、ナマエってさ。悩んでるときって腕を組むんだもん!」
言われてみて、私は自分の腕が組まれていることに気づく。
よ、よく見てるなぁ。
「ナマエ、最後のアドバイスですわ」
そういって私のほうに顔を近づいた。
「いい?こういうときには必ず、自分に正直になりなさい」
「言いたいことははっきりと、だよ!」
「……ま、これに限ったことではないけれど、絶対忘れてはいけませんわ」
なるほど、納得。
こうなったらとことん正直になってやる!
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あいまいなところで終わったという。
すみません。
(15/19)
title bkm?
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