余談◯
2019/10/29 23:21
・向日葵の話に出てくる少女=フェノの前世(前身)
散々忘れ去られていますがフェノには十界の主という設定があります。彼女達は非常に成長が遅く、一定の年齢になるまでは十界から外れた世界(プリンプのように魔導の存在する世界など)で暮らし、「生きる」ということの意味を学ぶよう定められています。
向日葵の彼女もフェノ同様プリンプで生活しておりましたが、じきに成人となり魔導の世界から離れなければなりませんでした。彼女が消えた(幻想郷に逃げ込んだ)理由の半分はこれです。
十界の主として役目を果たすということは二度と誰と関わることも出来ず、どの世界にも平等に存在しながら存在しない礎のような存在になることでした。
正直彼女はそのことについて何も疑問を抱いていなかったようですが、レムレスと会うようになってから考えを変え、やがて魔導の世界に根付く(=逃亡する)ことを決意します。しかし都合の良い定めによって十界の礎になれないような不完全な主は世界から拒絶されるとかそんな感じで最終的に彼女は消える運命にありました。
レムレスの前からも消えてしまったもう半分の理由は消える運命を受け入れ、行方不明という形で曖昧に関係を終わらせるためでした。
ちなみにレムレスがフェノにやたらと好意をもっているのは向日葵の彼女の面影を感じているからという裏設定があります。
先代のこともあってフェノは礎になるんだかならないんだか。
ここは決めかねてますが多分エコロと手を組んで両取りしだすんだろなあ。