※現パロ


『仙蔵のバカバカバカー!』


放課後、一緒に帰ろうと彼女であるなまえを迎えに来たらなまえがキレた。ちなみに私は何も悪いことをした心当たりなど全くない。


「なまえ、いきなりなんなんだ」

『今日の昼休みのアレ、いったいなに!なんなの!』

「昼休み?あぁもしかして文次郎や留三郎達と一緒にいたことか?それがどうした」

『どうしたこうしたもあるか!なんなのあの会話!あたしすっごい恥ずかしかったんだけど!』


はて、なまえの言っていることがよくわからないのだが。


『なんであんな大勢にあたしのこと話してたわけ!?しかも夜のこととか!?なんなんだお前!』


あぁ、なんだそのことか。


「それは小平太に聞かれたから答えただけであって普段は話したりしない。それに答えたと言っても本当にさわりの部分しか話していないぞ」

『いや、そういう問題じゃなくて!』

「じゃあどういう問題なんだ。もっと事細かに話すべきか?いや、それは駄目だな。なまえのことをわかっているのは私だけでいい」

『……なっ!?な、によそれ……バカじゃないのっ』

「バカではない。なまえのことを私以外の他の男が知っているということはこの私が許さない」


そのことはお前が一番わかっている筈だろう?とわざとなまえの耳元で言ってやった。そうしたらなまえは顔だけじゃなく耳まで真っ赤にして俯いた。照れているのだ。全く、そういう仕草が愛しくてたまらないと言うのにこいつは何もわかっていないんだな。まぁ自覚していないほうが私的には良いが。

さて、今夜はいつもよりうんと可愛がってやるとしよう。


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ついったで仙蔵夢が読みたいと呟いていた千蓉ちゃんに捧ぐ。仙蔵難しかった……!でも同時に凄い楽しかった^^
短いとかそんなこと言っちゃいやん!←




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