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告白の返事をしたあと、私と三反田は他の五人がいるところに戻った。三反田と連絡先の交換が目的だったから本当はここで教室に戻っても良かったのだが、三反田がどうせならみんなで話そうよ、と言ってきた為私も一緒に戻ることにしたのだ。まあ教室に戻っても特にすることもないし、別にいいか、と思ったからである。友達たち、何も言わずに消えてごめんなさい。
「あれ、用事終わったのに帰んねーの?」
『教室帰ってもなんもすることないから予鈴までここで時間を潰そうかと』
「わーみょうじ可愛くねー」
『次屋うるさい』
「せめてさぁ、皆とお喋りがしたくって!みたいなこと言えよ。なぁさくべー?」
「そーゆーの俺に振んな」
「んだよさくべーつまんねーなー、みんなどう思うよー?」
「つまんなくて悪かったな」
「俺は台詞を指定してみょうじに無理矢理言わせたら面白いと思う」
『うっわ出たよ浦風の本性』
「は?なに?みょうじ今何て言ったの?何て言ったの?ねえ答えなよ」
『確実に聞こえてたのにまた言わせようとしてるあたりに性格の悪さが出てるよねS云々とかの前に』
「はははっ!みょうじ面白いなー!俺はみょうじはそのままでいいと思うぞ!」
「あ、僕もそう思う」
「だよなー!ほら数馬もこう言ってる!」
『(神崎と三反田は割といいやつっと)』
「あー!つっまんねえ!」
「三之助うるさい」
「あっやっと会話に入ってきたなまごへー!まごへーはどう思う!」
「どうでもいい」
「どうでもいいってみょうじー」
『どうでもいいならどうでもいいですのでお気になさらず』
「ほんっとに可愛くねーなー」
と、こういった具合でぐだぐたとした会話が予鈴が鳴るまで続けられたが楽しかったので特に問題は無しとすることにした。なんか友達たちからの前情報と伊賀崎からの芋づる形式に知り合っていった人たちだけど、こんな出会いも割といいもんかなぁとしみじみ思った。ちなみに友達たちにこの出会いのこととか告白のこととか話すとうるさいので話さない方向で。
六人の友達が出来ました
これにて終幕!