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裏庭につきました。目の前には伊賀崎のペットの赤い蛇の(確かジュンコさんだっけ?)ジュンコさんがいてデジャヴを感じた。そしてその背後には呑気に弁当を食らう伊賀崎、神崎、次屋、富松、浦風、三反田の六人がいて、私が裏庭についたとき一気に視線を向けられてびっくりした。
「あ、みょうじさん」
「うんみょうじだな」
「おっ、みょうじじゃないか」
「みょうじーやっほー」
「あぁ、やっと来たんだみょうじ」
「………………」
『………………やあ、コンニチワ』
勿論一番最初に私の名字を呼んだのは三反田で、富松、神崎、次屋、浦風と続いて伊賀崎はとりあえずガン見してきて気まずくなって片言な挨拶をしてしまった。くそう。
「こんにちは。どうしたの?誰かに用事?」
『……………さ、三反田に、用事が』
「………僕?」
『…………うん』
「………わかった、じゃあここから少し離れよっか。みんな付いてきちゃダメだからね!」
三反田は他の五人にそう言い残し立ち上がって私のもとに来て、
「行こっか」
笑顔でそう言った。そこからの流れは至って簡単で裏庭から少し離れたところで私は自分のありのままの気持ちをそのまま伝えたのである。
『………悪いんだけど三反田の気持ちには答えられない。一応あのとき初めて知り合ったわけだし三反田は私のこと知ってるかもしれないけど私は三反田のことなんにも知らないし』
「…………そう、だね」
『…………だから三反田がよければでいいんだけど連絡先交換しない?』
「……………え?……いや、それは全然いいんだけど、え?」
『とりあえず私と友達になってください。しっかりとした返事はそれからでお願いします』
「……あ、はい………」
そうして三反田と連絡先の交換をすることが出来たのだった。たまにメールしよっと。
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数馬のターンが終わりました