あれからの出来事を話すと、三反田は


「じゃあそうゆうことだから考えておいて」


と言い残して富松による迷子二人組の説教にまじった為私は何も言えないままその場は解散となったのであった。考えておいてと言われたけれど私三反田と知り合ったのその日なわけだから知りもしないで振るのはどうかと思うのでとりあえず連絡先を交換することにした。のはいいのだが私三反田のクラス知らねーやと思い、富松とにメールをしようとして間違えて浦風に送ってしまってメールの返信が来なくて泣きたい。だって浦風絶対わかっててメールの返信しないんだよ、そりゃあ泣きたくもなりますよ。ちなみに友達にも聞いてみた。


『ねえ三反田ってどのクラスか知ってる?』

「………え、三反田って誰?」

「知ってる?」

「いや知らない」

「なになに、なまえったらその三反田ってやつが好きなの?ん?」

『いや違うけど』

「えー」

「つまんない」

『これはお前らの話のネタじゃないんだ』

「ええー」


というわけで全滅。全く悲しい限りである。だがここで伊賀崎の存在を思いだして伊賀崎なら知ってるかな、と思い、昼休みに私は裏庭に向かった。どうか伊賀崎が裏庭にいてくれますように!


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もう最初の頃の書き方忘れた





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