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どうも衝撃の事実を知りましたみょうじなまえです。私の名前を言いふらしていた浦風から本当の原因は数馬くんという人らしいということとその数馬くんとやらが私に一目惚れしたらしいという事実に空いた口がふさがりません。
「ま、いっか」
そしてその事実をさらりと言ったにも関わらず浦風の対応が適当すぎるあたり数馬くんが不憫に思えてきて仕方がない。ごめんよ数馬くん、君のこと知らないのに君の気持ちを思いがけないことで知ってしまった私を許してくれ。てかさらりと信じていいのか私。まぁいいか。
『…………いいから次屋と神崎探そうよ私どの辺にいそうとかそうゆうの知らないんだけど』
「そうだね、探そうか」
『で、いつもだいたいどの辺にいるんだい』
「うー…ん?いつもは作兵衛が見つけてるから俺もあんまり知らないんだよね、当てずっぽう当てずっぽう!」
こ い つ つ か え な い !
私は思わず顔をひきつらせたら浦風と目が合ってしまった。
「今つかえないって思ったでしょ?」
そしてものすごくイイ笑顔でそう聞いてきたので私はまた顔をひきつらせてしまった。
「あははみょうじて面白いなー。あ、呼び捨てにしちゃったけどいいよね」
『あー……うん』
「なんて言うか弄りがいがありそうだよねぇ?」
『………………え』
「あっはは!間抜けな顔しちゃってまったく!本当みょうじって……はははっ」
いきなり目の前で笑い出した浦風に私はどう対応したらいいかわからない。いや確かに間抜けな顔したかもしんないけどここまで笑う必要ある?もしかしてこいつSなのかよ。
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真面目系イケメンの正体はただのドS。