そうして私は原因がはっきりしたのですっきりとした気持ちで帰ろうとしたところ、


「作兵衛ー、作兵衛ー!」


隣にいる富松の名前を呼ぶ真面目系イケメンがやってきた。ふぉお富松とはまた違ったイケメンさんや…!


「どーしたんだよ、藤内」


そしてまさかの浦風藤内とはこいつのことだったのか。どうしよう全く関わりないんだけど。なんでこの人私のこと知ってるんだろう。


「それがさー、今日委員会だろ?作兵衛が掃除当番なの知ってたから作兵衛の代わりに左門と三之助を連れていってやろうと思ったんだけど教室にいなくて、とりあえず作兵衛に言うべきかなーって」

「はァ!?あいつらまたかよ!!ざけんなっ」

「本当にねぇ……」


おもいっきり私が蚊帳の外な話をしてたけど、神崎と次屋がまたやらかしたらしい。あいつらまじ迷子だな。


「はっ、はやく探さねぇと」

「俺数馬にも言って一緒に探すわ!」

「おう、頼んだ!」


そうして浦風はこの場を颯爽と去っていった。んで私は、探すの手伝ってあげようかな……富松が不憫だし。


『富松ー、富松ー、探すの手伝おうか』

「っ、まじで!」

『うん、まじでまじで』

「ありがてぇ……!!」

『だからさ、見つけたら連絡するから連絡先交換しようか』

「………っおう!」

『じゃあ赤外線でー』


私はさらりと富松のメアドとケー番を手に入れ、神崎と次屋を探しに走ったのだった。


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富松編しゅーりょー(^ω^ ≡ ^ω^)!!迷子捜索を続けつつ次は散々フラグをたてまくった浦風ー!!





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