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そうこうしているうちに二組の教室にたどり着いたのだが、二組の教室はもぬけの殻で、
「あ、そういや次の時間移動教室なんだった。ねぇみょうじ音楽室まで連れてって」
『はぁ?』
「ほら、ついでについでに」
こいつはいきなり何を言い出すのか。時計を見ると次の時間まであと3分。音楽室はさっきまでいた棟だ、めんどくさいことこの上無い。なんでさっき思い出さないんだよ!誰がつれていくかばーかばーか!!
「いつもは作兵衛に連れていかれるから俺音楽室とか美術室覚えてないんだよね」
その一言をきいて私はその作兵衛とかいうやつ苦労してるんだなぁと思った。そういや神崎のときもその作兵衛って名前聞いてるんだけど、彼もまた聞き覚えあるんだよなぁ…くそう世間は狭い…………
『…………お前、その作兵衛とかいう奴に感謝しろよ』
「?」
次の授業まで3分をきったのだがその作兵衛と言う人があまりにも不憫なので遅刻覚悟で音楽室まで仕方なくつれて行こうとしたところで、
「三之助ぇえええ!!!!」
「………作兵衛?」
噂の作兵衛さんがご登場したので私は作兵衛さんに次屋を任せることにした。
「またてめえは途中で居なくなりやがって!!次は音楽だっつってんのになんで教室にいんだよ!!」
「だっていつの間にか作兵衛がいなくなってたからだろー?あと次が音楽って今思い出した」
「てめえええええ」
ねぇ、私教室戻っていい?いいよね?あと1分だしいいよね?いいよね?
『じゃーな次屋』
「ん?おお」
次屋の隣で作兵衛さんが何か言おうとしてたけど私は授業に間に合わせたいのだよ!!
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次屋編おわたー\(^o^)/次屋難しすぎてどうしようかと思った!そして次は作兵衛(゚∀゚)!作兵衛作兵衛(^ω^ ≡ ^ω^)!