この間の合同授業ではじめて夜久月子ちゃんを見たのだが月子ちゃんは思っていた以上に美人さんで思わず興奮して声をかけてしまった。なんにも考えないで声かけたから多分ドン引きされるテンションだった気がする………って今更後悔しても仕方ないので諦めよう。にしても今日はすごく綺麗に星が見えるなー。こうゆう日って無性に歌いたくなるんだよねー。というわけで、私は愛用のギターを持って寮を抜け出し学園の屋上庭園に向かった。


『うおー!星超綺麗ー!!』


屋上庭園に行けば見渡す限り満天の星空。ぶっちゃけ星月学園に来て初めて星空を見たんだけどここまで綺麗に見えるんなら明日も見に来ようかなって本気で思う。

そして私は静かに歌いはじめた。


『とある惑星の方角からー頭上を通過するほうき星がー悪戯好きの子供のようにー僕の背中をそっと撫でたよー』


自分オリジナルの曲じゃなくて既存曲なのは仕方ないけどこの曲はこの星空の下でこそ歌うべきだと思うんだ。某歌い手さんのアレンジがとても好きだからアレンジのまま。ギターは若干適当だけど誰も聞いてないので問題ない!


『まるで宝石のように美しくてー神様が宇宙に落っことしたー僕らが欲しかったものはーその地球(ほし)にあるよねー』


やっぱり私歌うこと大好きだ!


星空の下


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
星の唄が好きすぎてついやってしまった。後悔はしていない。





「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -