夜久月子視点


一週間前に瀬川昴ちゃんっていう女の子の転入生が宮地くんと白鳥くんのクラスに来たんだそうです。私はそのことを部活の時に二人から聞いてとてもびっくりしたの。でね、やっぱり同じ女の子だし早く会いたいなぁって思っていつ会えるか考えてたんだけど、最近はやけに部活や生徒会で忙しくって寮に帰る時間が遅くなったり保健室の掃除したりでなかなか時間が出来なかったんだ。でもね今日星座科との合同授業があってやっと会えるんだって思ったらすごい嬉しくなっちゃってそのことを錫也や哉太、羊くんに話したら、錫也と哉太には、はしゃぎすぎだって怒られて、羊くんは嬉しそうだねって言ってくれた。だってやっと入ってきた女の子だよ?仲良くなりたいって思うのが普通なんじゃないかな。

そんなことを思いながら教室を移動するとそこには女子制服を着た子がいて、その子が瀬川さんだってすぐにわかった。そうしたら瀬川さんがこちらに向かってきて私に話かけてきた。


『はじめまして、私瀬川昴っていいます。夜久月子ちゃん、だよね。よろしく!』

「はっ、はじめまして夜久月子です。こちらこそよろしくね!」

『うわぁ、やっぱりすごい可愛い。私ずっと夜久さんに会いたかったからすごい嬉しいよーっ』

「本当に?私も会えてすっごく嬉しいんだ!あ、私のことは名前で呼んでいいよ!」

『え、いいの?じゃあ月子ちゃんって呼ぶー!私も昴でいいよー!』

「うん!改めてよろしくね昴ちゃん!」

『こちらこそよろしくね月子ちゃん!』


昴ちゃんは思っていたよりもすっごく可愛い子で、もっとお話しして仲良くなりたいなって思った。


学園で二人目の女の子


「おい、見てみろよマドンナと瀬川が話してるぜ」

「うおおまじだ!絵になるなー」

「二人とも可愛いもんな」

「目の保養目の保養」

「ここがオアシスか……!」

「同感だ……!」


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主に二つ名はまだない。だって転入して一週間しか経ってないんだもの!(笑)





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