バスの中でぎょーさん騒ぎまくっているうちに合宿する宿についた模様。てかさっき気づいたんだけど三橋バス酔いしてたんだね。騒いでてごめん、とか心の中であやまってみる。


「ついたよー、さぁ降りて降りて!」


バスから降りてみるとそこには貫禄のありそうな建物があった。


「雰囲気あるなあ」

「おお」

『確かに。出たら面白そう』

「ちょ、天宮変なこと言うなよ」

『え、水谷こわいの?』

「いや別にこわいとか言ってないじゃん。なぁ、花井」

「確かにな」


水谷、花井と一緒に話してたら自車で来たと思われる監督がこんなことを言い出した。


「さあ着替えてそうじそうじ!そうじ済んだら山菜摘んできてね!夕飯も自分らでつくるんだよ!」


実にめんどくさい。でもそうじしないと泊まれないよなぁ、この外観だと。あーだるい。


『めんどいよ水谷。俺の変わりにやれ』

「俺だってめんどいけどやるしかなくね?」

『えー』


そうして着替えたのち宿舎のそうじがはじまった。


「なー、どーすりゃいーの?」

「ホーキ発見ー!」

「これゾーキンにしていーですかー?」


宿舎がだいぶガヤガヤしてきたけど俺どこそうじしよ。やっぱ台所とかやっとくべきかな……一応マネジだし。台所使うだろうし。


『西広ー、巣山ー、俺も混ぜろ』

「あー、じゃあ今西広が食器洗ってっから一緒に拭くか?」

『おー!じゃあ西広ー、食器洗い終わったら俺がシンクとか出来るだけそうじすっからやんなくていーぞー』

「うん、わかったよ」


そして巣山と共に黙々と食器を拭く。にしても食器多くねー?だるくなってきたー……っていかんいかん。真面目にやらねば。なんか志賀がメモ書きしてるし(さっき目があった)

それから数十分後ぐらいに志賀が手を叩いてそうじが終了した。次は山菜採りか……はぁ、もう疲れたよ。


「阿部君、三橋君。二人は別メニュー!それと棗ちゃんはアイちゃんの散歩お願い!」


どうやらバッテリーは監督と一緒に何か別のことやるみたいだ。つか今俺アイちゃんの散歩頼まれた……?こ、これは行かねばならないな!


『はーい。というわけでまたな!』

「えー、天宮だけずりーぞー!」

『ふははは、きっとアイちゃんが俺を呼んでるんだな?残念だったな田島よ!お前は山菜採りに勤しむがよい!』

「何キャラだよお前」

『わかんね』


合宿開始!
(さて、バッテリー観察しながらアイちゃんの散歩だー♪)
(あ、天宮。三橋と監督でキャッチボールすんだって。で、暇になったから俺も散歩ついてくよ)
(おー!)


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つぎは阿部と絡ませるんだぜっ!




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