金田


「あるじさまはなんでおへやでおしょくじをたべるんですか?」
『ん〜?』
「まえまでは、いっしょに」
『あー…すみません、最近仕事で終わらせなければならない書類が多すぎて…そうですね、今日中には終わると思いますので明日からはご一緒させてくださいな』
「…!はい!」

できればこのままお部屋で食べたかったが今剣にそう言われてしまうと弱い。かれもこれも短刀が幼い容姿をしているからだと思うんだよね。年下に弱いって?うん…知ってた…でもこの間今剣が千歳くらいで堀川くんが和泉守さんより年上って知ってからはちょっとどうしていいかわからなかった。

「あんた、本当に短刀に弱いな」
『なんででしょうね、短刀、恐ろしい子…!』





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