![]() Hello!Hello! \ 僕の目の前では大の大人が三人、何とも醜い争いを繰り広げていた。 「名前をエスコートするのはこのDIOに決まっている」 「寝ぼけた事を言ってんじゃねぇ。誰がそんな事を許すか。あいつはおれが連れていく」 「兄にエスコートされるような恥をナマエにさせるわけにはいかない」 「ふん、それを言うならば貴様の様な黴た男にエスコートなどさせられるものか!」 「誰が黴てるだと!」 「てめーのその頭以外に何が有るって言うんだ」 「なっ!貴様、ナマエの兄だからと言って許さんぞ!」 「ほう、一体どうするつもりなんだ」 「ふん、承太郎スター・プラチナをしまえ、見苦しい」 「なんだと」 「大体貴様らの様な喧嘩っ早い奴らに名前の相手などさせられぬ」 「てめ―にだけは言われたくねえな」 「…というか貴様らはパッショーネには関係あるまい!ナマエはパッショーネの人間だからな、このおれがエスコートするのが道理というものだ!」 「てめーだってもう一線を退いたんだろうが」 「そうだ。それに私はパッショーネと同盟を組んでいる。関係がないとは言わせんぞ」 「っく…!ああ言えばこういう奴らだ!」 それはあんたら全員だと言いたいのをなんとか堪えた。 ≪*≫ ← |