神隠しの少女 | ナノ






「…記憶そのままにどうかって分からないんですよね?」
「ああ?ああ、出来たのは熱でぶっ倒れたあの時だけだったからなあ」
「うーん…」

記憶まで退行したら止めようと思ってはいるけど…。でもなあ、やっぱり承太郎と典明君の幼児化は見逃せないと思うんですよ私は!人生ってのは後悔しないように生きるべきだと思うんだよね。

「ということで承太郎たちから行ってみましょう!」
「バレて殴られるのはごめんだぜ!?」
「起きる前に縮めりゃもうまんたい!」

喚くアレッシーさんを抑え込んでやってきました承太郎&典明君のお部屋!健やかな寝息を立てる二人にベッドの中身を覗き込みたいのを必死で堪えつつアレッシーさんにスタンドを出させる。見る見るうちに布団のふくらみが小さくなっていった。

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