黒子くんならマジバにいるよ、多分火神くんもいるから分かりやすいんじゃないかな。クラスメートの言葉を信じ猛ダッシュでマジバに向かった。しかし二人席に座っているのは巨体のみ。即ち火神くんだけだった。

「だーっ! なんでなの!」
「惜しいな。黒子たった今帰ったぜ」
「引き止めてよ二股眉毛!」
「知らねぇよ! あとそのあだ名やめろ!」
「これじゃまるでかくれんぼ……ハイドアンドシークだ……私は避けられているのかな……」
「……それはない」

 あいつは避けてない。お前が無視してるだけだ。

祈るだけは楽でしょう
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