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自問、してみようか。

ぼくが制服でうろついていたとして、果たしてぼくが男に見えるだろうか。

否、見えない。

切るつもりはないけど。髪は長くなったし、女顔だし、何より、スカートというものが存在する。

こうして見てみるとぼくって女々しいね、ひどく女々しい。

喋り方だって、行動だって、感情だって、趣味だって何もかもが。

こうやって打ち込んでいる文章さえも、女々しいじゃないか。

言葉遣いだってそうだ。

思考回路だってそうだ。

こんなぼくの中身が男だなんて、一体誰が信じるというのか。

ぼくの体は否応なしに紛れも無く女なのだから、何処をどうして男だと認識しろというのか。

無理な話、だよな。


 2011/02/04 19:32
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