枕投げ
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「修学旅行といぃーえぇーばぁー?」


はい!はい!



「「「「枕投げぇー!!!!」」」」



ふぅふぅふぅ!!
と盛り上がってる俺らのグループ。


俺?
俺は…本を読んで『ぶふっ』



ぱさっと俺の顔から枕が落ちる。


「ブフォォ!!!!!ナイス顔面キャッチっ!!!」



デコ成は腹を抱えて、手足をバタバタとさせ爆笑する。



『てんめっ…!!』

「うわぁっ!ゆんちゃんが怒った!!」

『面白がってんじゃねーよ!!』



部屋内で走り回る。
くそっ、無駄に足が速いな!!



「白嗣!俺達も加勢するぜ!」

「いつもこいつうるさいからな!
日ごろの行いがいけないんだぞ!!!」

「ちょっ…!!まじっ!!?」


枕も参戦する。
あー埃立ってきたかも…。
てかそろそろ先生来んじゃね?

起こられそうだな…。
布団にくるまっ「ゴラァアアアアアア!!!」



「「「うわぁああ!」」」

「お前らうっせーぞ!埃たってるじゃねーか!」

「ちょっ!先生!なんで俺らだけ!!?」

「俺らってうか、ほぼ高尾がうるさいんだけどな」



寝たふり…



「ひどっ!だってゆんちゃんは!!」

「白嗣は寝てるじゃねーか」

「「「………」」」

『………すぴー』

「うっそだ!!絶対起きてるって!!」

「寝てるじゃないか。すぴーなんて可愛い寝息たてて」




(くっそー!!)
(頭働かせろよな)
(すぴー!)


▼かとぅーんver.です。
ぶいしっくすもすきです





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