言ってんのね  [ 24/31 ]


「ちゃんと本気だよ。」

「っ!…」



あぁあああ大地先輩怒ってるし…!
影山可哀相だけど今回は…!!



「だからさ、教頭にも目をつけられたくないわけだよ。

――俺はさ、お前らにオトモダチになれって言ってんじゃないのね。
中学の時にネットを挟んだ敵同士だったとしても、
今はネットの"こっち側同士"だってことを自覚しなさいって…


言ってんのね。」

大地先輩の怖すぎる睨みが、影山と日向に向く。


「「!!?」」


ビク―――――ッ!



「何、お前までびびってんだよ」 ぼそっ

『びびってないよよよ』 ぼそっ

「うそつけ」 ぼそっ




「だからお前らが、互いにチームメイトだって自覚するまで
部活にはは一切参加させない」



バンッ!


大地先輩の手によって、体育館の扉が閉められる。



「あぁっ!」

「蓮浦」

「は、はい!」



ああああ影山も日向も放り出されちゃったよよよ
でも、俺もやばいいいいい



「お前にも話し聞かなきゃだめだよね」



(はははい!!!)
(蓮浦ー俺も聞いていいか?)
(よよよろしくてよ!)
(何キャラだよ、お前)





  



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