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「あ、ぎほちゃん、今日鍋しない?」
「え、いいよ。なんで?」
「于禁さんがタジン鍋を買ったんだって」
「へえー。こうちと于禁さんと三人?」
「後一人くらい呼ぼうかな」
「誰にする?きゅーちゃん暇かな」
「え、きゅーちゃん今虎牢関ロケじゃない?」
「えー、じゃー蜀他ほとんどいないんじゃ?あ、なあはっちは?」
「あ、暇かな。メールしよ」
「こうち、この前はっちと水族館行ったんでしょ。なんか徐庶さんも行きたいって言ってたよ」
「あー、あの人、人と遊ぶの好きだから。だいたい司馬懿さんといるけど」
「同期なんだってね」
「うん。あ、夏侯覇くん来れるって。なんか別の仕事してるみたいだけど…迎えに行こうかな」
「俺も撮影終わったし行くー。こうち運転させてよー、こうちの車好き、ちっちゃくて」
「別にいいけど、場所わかる?定軍山町二丁目だよ」
「え、わかんない。こうちナビして」
「わかった、先乗ってて」
「うい」



『あ、法正いまどこ?もう準備してんだけど』
「…すいません…夏侯覇くんは回収したんですけど、脱輪して……あの…すいません…」
『…どこ?』
「…………夷陵町…の山の中…」
『遠っ!!てか山!?ロケ地から真逆じゃん!どうしてそうなった!まあいいや今から行くから待っててよ。山入ったらまた電話するから』
「……こうちごめーん」
「ぎほちゃんが方向音痴なの忘れてた俺が悪いんだよ…」
「あのー、于禁さん来てくれるしそんな落ち込まないで、ねっ!俺平気だしさ!」
「はっち、懐でかいな…」
「于禁さんもな…」



無事帰ってから鍋パしました。
孝直→こうち、義封→ぎほちゃん、夏侯覇→はっち。
きゅーちゃんは陳宮。
于禁さんは年上なのでさん付け。
ぎほちゃんとはっちは同い年、こうちは二個上。
こうちの車はミニクーパー。
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テーマ「推しとの恋」
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