「…」
「…なにしてるんだ?」
「あぁ、キャスケットとペンギンか。船長じゃなくてよかった」
「呼んだか」
「来なくていいよ船長ォォォオオ」
「うるせェ。で、なんだって?」
「やー、なんかこいつが変な動きしてるから」
「ちょ、キャスケット違うよ私スキップの練習してたの」
「…」
「…」
「…ぷっ」
「ほらだから船長には言いたくなかった」
「…不器用なんだな」
「ペンギンの対応が優しいよ、私涙出る」
「不器用なんだな(ハッ)」
「船長が言うと嫌味になる不思議!」
「や、でもお前さっきの動きはなんなの」
「だからスキップしてるんだってキャスケット!」
「ちょっとやってみろよ」
「よっしゃ良く見とけ!」
ズシャアッ
「痛い!鼻打った!」
「「「(自分の足に引っかかって転ぶやつ初めて見た)」」」