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私はベポが大好きだ。
もう天使なんじゃないかと思う。
かわいい。「アイアイ!」っていうのかわいい。
ふわふわもこもこなところも、かわいいのに強いのも素敵だ。
もう愛してる!


「アイアイキャプテン!」


愛しのベポは今日も輝いている。
でも、最近何故か私はベポが嫌いかもしれない。
好きなのに嫌い。


「ねぇ、ベポ!」
「あ、ごめんねちょっとキャプテンに呼ばれてるんだ!」


ベポに話しかけたらキャプテンのとこに行ってしまった。
ベポはキャプテンと話してる。
褒められているようで、頭を撫でられてるベポ。
かわいい。目を瞑って嬉しそうにしている。
でも、でもイライラしてしまう!なんか嫌!ちょっと泣きたい!!


「ペンギーン!キャスケットー!ちょっと助けてぇぇえ」
「…なにか用か」
「うわっお前鼻水出てんぞ!ティッシュやるから拭け!」


キャスケットからティッシュをもらって鼻をかむ。
乙女としてちょっと情けないけど、出ちゃうものは仕方ないんです。


「落ち着いたか?」
「うん、ありがとペンギン」
「で、なんだ?」
「私、最近ベポ見るとイライラする」
「「ベポめっちゃ可愛いのに?」」
「そうだけど!癒されるけど!ベポばっかり船長に構ってもらってずるい!私も頭撫でて欲しい!」
「…」
「…」
「…」
「…お前船長好きなの?」
「私船長好きだったの?」




本音がわかりました


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