「エース、謝れば許してあげるよ謝れ?」
「おれ悪くねェしー」
「なーお前ら落ち着けってー」
私は今、結構怒っている。
なぜってエースが私のおやつを食べてしまったから(サッチに頼んで作ってもらったケーキが!)。
サッチはまた作ってやるからさ!って言ってくれる。
で、私も大人だから、ごめんの一言でもあれば許そうと思ってました。
でもさ、悪びれもしないんだよエースくんは。
また作ってもらえばいいだろーっておい。
そういう問題じゃないんですよ。
ふふふ、そうかそうか、反省しないのならば。
「私も恥ずかしいし、したくなかったんだけど」
「なんだよ」
「どうしても謝ってくれないなら最終兵器出すよ」
「は?」
「やあっ、ちょ、エース!なにすんの…っ!は、やめっ…!やだあぁ!!」
「!!ちょ、やめろ!大声出すな!なにその演技無駄にリアル!」
「誰かー!エースが私にセクシャルハラスメントするよ助けてー!!」
さらに服のボタンみっつくらい外してみました。はぁと
エースは慌ててボタンを留め直そうと私に向かってくる。
私は壁際に逃げる。
(ちなみにサッチは早々に退散した)
すぐに、だだだだだだ!と廊下を走る音。
ばん!と開いた扉の向こうには肩から青い火をちらつかせたマルコ隊長がいた。
エースの手は(乱れを直そうとして)私の服にかかっている。
ボタンは外れたまま。
壁際。
「…エース…」
「うっわぁマルコ落ち着け、誤解だ。だから炎しまって」
「言い訳はよせやい」
「ぎゃあああああ!」
「あっはははざまあ!食べ物の恨み思いしれ!」
「まじ覚えてろよ!」
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ありきたりネタですかね…
ていうかむしろマルコ夢っぽい