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献身的な愛を
吸血衝動も欲もなくなった僕は、きっと枯れてしまうのだろう。
血を吸いたいと思えなくなった。ゆるやかに死を待つだけ。
でも、どうせなら華やかに散りたい。
「ほら、お食べ」
僕が吸血鬼にしてしまった彼。
血が欲しくて、吸いたくてたまらないはず。君のために、僕は血を捧げよう。
2014.07.02
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