久々に巻ちゃんいる千葉に遊びに来た。
今回は、荒北と一緒だ。荒北はただ、あきちゃんの散歩ついでについてきたっていうだけなんだが。

向こう側に緑の長い髪が見えた。
おーい!と手を振ると、巻ちゃんの隣に人がいるのに気が付いた。
ただ、人がいるだけじゃなかった。
なんと、巻ちゃんとメガネ君が手をつないでいたのだ。

「巻ちゃん、俺というものがありながら、メガネ君との親交を深めているだなんて信じられないぞ」
「・・・東堂、ちがっ」
「巻ちゃん、もう俺は別れる!」

俺は巻ちゃんを背にして、急いで走り出した。

「東堂!!!ちゃんと俺の話を聞くショ」
「なんだ!巻ちゃん、今更言い訳だなんて見苦しいぞ」
「小野田とは何ともないショ」
「じゃあ、なんで手なんかつないでいたのだ!」
「それは、小野田が荒北の犬を怖がってたからショ」
「・・・本当に、そうなのか?」
「お前がいるのに、俺が浮気なんかする訳ないショ」
「巻ちゃん、俺のことを一番愛しているか?」
「世界で一番愛しているショ」
「巻ちゃん!!!」

そのまま、巻ちゃんの家に連れてかれた。

「何をする!Tシャツの中に手入れるな、バカ!」
「余裕ぶってて大丈夫ショ?」
「は?な、何をするんだ?」
「何ってナニショ」
「だから、ナニって何だ?」
「お前、マジで言ってるショ?それとも誘ってるわけ」
「マジで言っているに決まっておろう。誘っているなんて言語道断だ。そして、巻ちゃんの手がくすぐったいのだよ」
「くすぐったいって・・・これからするんだから、ちょっとは恥じらいとかなんか持つショ」
「恥じらいってなんなんだ、ちょ、ま、脱がせないで」

じたばたとしても、体格差で押さえつけられて一枚一枚脱がされていく。

「どーせ脱ぐんだから、全部脱がせてやるショ」
「あ、誰か、助けて、」
「誰もいねぇショ、俺とお前の二人っきりショ」

巻島は甘く低い声で、東堂の耳に囁いた。

「あっ・・・や、め」
「おまえ、耳弱いショ?」
「そうじゃなくて、巻ちゃんの声が」
「俺の声が好きなんショ?」
「自意識過剰なのだよ、それは」
「でも、嫌いじゃねぇショ」
「・・・そうなのだよ」
「それなら、これはどうショ?」

巻島は東堂の少し赤くなった耳を舐め始めた。

「あっ、いあっん、やめ、まき・・・ちゃん」
「お前かわいいショ、」
「かわいいとか言うな、バカ」
「そんなこと言ってる余裕もうなくなるショ」

巻島は東堂の乳首をつまんで、くるくるとこね始めた。

「んぁん、やめ、そこは、」
「じゃあ、こっちは?」

巻島は東堂の乳首をつまんでいる指を片方外して、東堂のペニスを持った。
そして、先のほうをぐりぐりとして、刺激を与えてやる。

「っあっぁ、ふぁん・・・まき、ちゃん」
「なんだ?」
「おっ、れもやる、のだ、よ」
「いらねぇショ、お前は。俺に弄られて可愛く啼いているショ。それともあれか、こっちも弄って欲しくなったのか?」

巻島が東堂のアナルを触っただけで、東堂の身体はびくんと跳ねた。

「わかりやすいやつショ、ご希望道理ヤってやるショ」

巻島は東堂のペニスからこぼれている先走りをアナルに塗りたくると、指を挿入した。

「ぁうん、あっ・・・ああん、やぁん、」
「気持ちいいショ?」
「きもち・・・いい、です」
「東堂、かわいい」
「ぅあん、あふっ・・・」

真っ赤な顔をした東堂に、巻島も我慢できなくなり、怒張しきったペニスを取り出した。

「俺の入れてもいいショ?」
「いたく、しないで、く、れ」
「分かってるショ、十分にならしたから大丈夫ショ」

そして、巻島のペニスを東堂のアナルにくっつけると、東堂のアナルは早く入れてというようにパクパクと口をあけたり閉じたりした。
巻島はそれを楽しむように、なかなか東堂の中に入れないで、くっつけたり離したりしていた。

「焦らさ・・・ないで、くださいまきちゃ」
「あいよ、行くショ」
「ん゛ーーーあああん、あっ、あつい、あついで、す」
「お前の中、きゅうきゅう言って、すんげーいいショ」
「や、そこ、やめっ・・・やだ、やだ」
「ここが良いショ?なら、行くショ」

巻島はペニスを打ち付けるように、ぐりぐりと東堂のいいところを押した。

「ぅああん、っあ、はっ、や・・・あああん、」
「気持ちいいだろ?」
「まきちゃん、キスして」
「口、閉じんなよ」

唇と唇を重ねるだけの幼稚なキスなんかじゃない。舌を絡めたり、ちゅくちゅくと唾液を行き来させたりする、アダルトなキスだ。

「ま、まきちゃ、もう、でる、イっちゃう、イっちゃう」
「俺もイくから、一緒にイこうぜ」

巻島のペニスが東堂のひときわ気持ちいいところを狙って、大きくスライディングしてきたとき、悲鳴にも似た甘い声を東堂は出した。

「あぁあああああああああん!!!!!」
「っく、は」

東堂のペニスからぽたぽたと白濁の液が垂れて、東堂の白い腹にこぼれていった。
東堂の中が思いっきり収縮したのに巻島は耐え切れずに、どくどくと東堂の中に精子を流し込んだ。

「あっ、なか、なかに、でてる」
「まだまだ出るから、零すなショ」
「え、やぁ、こぼれちゃう」
「なら、このまま栓しておくショ」
「栓って・・・」

東堂は真っ赤な顔をして、巻ちゃんから顔を背けた。

「かわいいやつ、」

そして、ちゅっと、触れるだけのキスをした。

「さて、このまま、どうするショ?」
「まず、巻ちゃんが抜いてくれ」
「そうすると、俺が入れたやつこぼれるショ」
「ちょっとぐらいこぼれたっていいじゃないか、どうせ、掻き出して2ラウンド目するのだろ?」
「分かってるなら、このまま2回目するショ、」
「ちょ、それは、やめてくれ」
「なんでショ、」
「・・・巻ちゃんがカッコいいから言わない」
「おま・・・って話そらしてんじゃねぇショ、東堂」

誤解が解けて、さらに愛がました二人。



巻ちゃんの浮気疑惑
((お前以外の誰に恋をする?)


20140918/ぜんぶ、あきちゃんのせい。

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