東堂は宿題をやりに、荒北の部屋にきた。
荒北は机の端に東堂の場所を空けた。

「荒北、これはなんだ?」

教科書をどかしたら出てきた小さなビン。中には白い固形物が入っていた。
東堂はビンのふたを開けて、においをかいだ。
花のようなふんわりとしたやさしい匂いがした。

「荒北?」
「もしかして、てめぇこれの匂いかいだのかヨ?」
「かいだが?なんか悪いもんだったのか?とてもいい匂いだったぞ」
「・・・・・・それ、媚薬だぞ」
「わっはっは、まっさか!そんなわけないのだ、こんなにいい香りなのに」

そういう東堂の肩に荒北がツンと触れた。そしたら東堂はビクッと過剰反応した。

「荒北、触んないでくれ。っていうか、近づかないでくれ」
「お前そんな身体でどうすんだよ」
「部屋に戻って、一人おとなしく寝るのだよ」
「そんなこと言ってネェで、俺を頼れヨ、ボケナス」

荒北は東堂をベッドの上に押し倒した。

「ちょっと触っただけで過剰反応する奴を放って置けねぇよ」
「ちょ、まって。いぁ、ん」

荒北はうるさく口を自分の唇でふさいで、シャツの隙間から手を入れた。
身体をなでるだけで、東堂の身体はびくびくと反応する。面白いぐらい反応するからだの、真っ赤に熟れた突起物をちょっとつまむと東堂の身体はびくんと跳ねた。

「ぁああん、あら、きた、やめ、ああん、」

荒北の指が東堂の胸の淡く色付いている果実を掠めると、東堂がとたんに可愛い声を上げた。


東堂は真っ赤な顔で声を殺そうとするが、荒北は楽しそうに笑って、そこばかりを弄り始める。びくびくびく、と震える東堂が可愛い。

「なぁ、東堂」
「ふ、ぁう・・・?」
「こっち側、触ってねぇのに、ビンビンにとんがってるヨ」
「え・・・?」
「口でもやってやろうか」
「や・・・!」

だめ、だなんてそんな可愛い制止は聞かない。弄っているほうの乳首はくりくりと苛めたまま、ぺろりと舌の先で反対側の乳首を舐める。


白い身体をなでる手のひらを徐々にゆっくりと下に下げていった。そして、東堂のペニスを荒北はつかんだ。
優しく全体を擦られて東堂のペニスはかたく屹立していく。東堂は可愛い顔でやだ、だめいく、いくと荒北に訴えて身体をびくびくと震わせていたが、荒北は気にせず東堂の唇を奪いながら手の動きを早めた。

「やん、ああっ、ああだめっ、だめいく、あらきた、あらき、いくぅ・・・・っ!」
「いいぜ、イけよ」
「ひああっ!」

何度か規則的に身体を震わせ、背中を反らすと東堂のペニスから白い液体がこぽこぽと出てきた。
荒北はそれを手のひらに乗っけると、指で何回かぬちゃぬちゃとさせると、東堂の後ろのきつく口を閉ざしているアナルをゆっくりなで始めた。

「…う、ゃ…っ、もう、あらき、た、来て」
「入れるぞ、」

そういうや否や、荒北は自分のペニスを突き入れた。ぎゅうぎゅうと荒北のペニスを東堂は締め付ける。

「そんなに締め付けんなヨ、まだまだこれからだぜ」
「ふぁあ、あらきた、ああああっ」

根元まで深く深く荒北のペニスを呑み込ませると、東堂のアナルは嬉しそうにそれをきゅうきゅうと締め付ける。それが、もう気持ちよくて仕方が無い。
荒北は強引に抜き、そして少し乱暴なくらい激しく突き入れた。

「あああっ、らめ、あらきた、きもちぃ、きもちいいっ、ああっ!」
「ん…っ、感度、良すぎるだろ、ボケナス!」
「あん、ああんっ、やら、らめ、いく、いっちゃう、あらきたっ」
「東堂、好きだぜ、そういうえっちなとこ」

荒北が切羽詰った表情で総悟に伝えると、東堂はやさしく微笑んだ。おれもすき、あいしてる。もう限界が近いのに、荒北の言葉で嬉しくなる東堂は笑って答えた。
荒北のペニスが東堂の前立腺を力強くこすり上げると、東堂はびくんと大きく震えて絶頂を迎えた。

「あ、あら、いく、いっちゃ、あ、あ、ああああぁん・・・っ!」
「っ、く!」

東堂が昇天を迎えると、限界が近かった荒北は東堂の中で達した。

「荒北、まだ、身体が熱いんだ」
「分かってるヨ。お前の身体が冷めるまでヤッてやるヨ」

宿題を放り出して、第二ラウンドが始まった。




これは何ですか?
(見たことない世界が広がる魔法の薬)

20140916/荒北さんがネット通販で頑張って手に入れた媚薬
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