今日は、東堂とのデートだった。
待ち合わせの場所に行ったら、東堂に2人の男が絡んでいた。

「ちょ、何をするのだ。やめろ」
「いいじゃないか、君、今一人なんだろ?」
「そうだそうだ!」
「やめるショ・・・、」

そこに巻島が現れた。
東堂にのびる男の手を巻島はがしっと掴んだ。

「俺のに手を出してるんじゃねぇショ」
「なんだ?この変な頭したヤツは」
「ヘンな頭とか言うなショ。お前ら、キモいんショ、警察呼ぶぞコラ」

青筋を立てた巻島は笑顔で男の顔を掴むとケータイをちらつかせた。
その笑顔が世にも恐ろしい顔だった。

「ひぃい、逃げるぞ」

男たちはすぐさま逃げて行った。

「大丈夫か、東堂?」
「ありがとう、巻ちゃん」
「何も変なことされてないか?」
「大丈夫だ、この通り巻ちゃんが助けてくれたのでな」
「東堂、お前、ちょっとは自覚持つショ」
「何をだ?」
「それは、教えてやるショ。その身体に」

巻島は東堂の手を引いて、一本奥の道に入った。


***

ホテルに入った。

巻ちゃんにお姫様抱っこされて、俺はベッドまできた。これから何をされるのか、なんで巻ちゃんが怒っているのかよくわからなかった。
でも、巻ちゃんは優しいから、痛いことはしないので、安心だ。

「巻ちゃん、なにをそんなに怒っているのだ?」
「お前のそう言う天然なところショ」

巻ちゃんは荒っぽく俺の服を脱がせた。

「お前、服脱がされても、抵抗しなくなったショ」
「抵抗しても無駄だと分かったからな」
「そりゃ、賢くなったショ」
「ありがとう」

よくわからないまま脱がされて、ああ、これからヤるのかと思った。

「東堂、お前はモテるんだから、少しぐらいガードしろショ」
「しょうがない、この山神は美形だからな」
「ガードしないと、今頃お前はこんなことされてたんだからな」

巻ちゃんが、俺の乳首を強くつねった。

「ひゃあ!」
「感度よすぎっショ」
「まき、ちゃ・・・あぁん」

巻ちゃんは、乳首をぐりぐりといじめたまま、俺のペニスをズボンの上から掴んだ。

「ぃあっ、やぁああっ、まきちゃ、まきちゃん」
「こんなことお前にしていいのは俺だけなんショ」

巻ちゃんは手を緩めたと思うと、自分も脱いで、ぎゅうっと俺を抱きしめてくれた。

「く、くるしいのだよ、まきちゃん」
「東堂、好きショ」
「なんなんだ、急に」

俺は巻ちゃんの言葉で顔が赤くなるのを感じた。

「そうやって顔赤くするところも、えっちなところも全部好きショ」
「俺がえっちなんじゃなくて、巻ちゃんがえっちなんじゃないのか?」
「そんなこと言ってると、こっちがどうなるか分かるか?」

巻ちゃんは俺のペニスと自分のペニスを両方持って、一緒に扱き始めた。

「あぁん、やっ・・・あああん、あふっ」
「乗り気じゃねぇか、お前も」
「そ、んなわけ、ないの、だ」
「でも、こっちは元気だぜ」
「やあん、ひゃあ、も、もう、イく、イっちゃう」
「そんな簡単にはイかせねぇよ」

巻ちゃんは俺のペニスの根元をぎゅっと持って、射精するのをとめた。

「なんで、イかせて、」
「お前だけでイくなんてずりーショ」
「でも、もう、イっちゃう」
「んで、ここでゴムで抑えてやるショ」

巻ちゃんは持っていたゴムで俺のペニスの根元を縛ってしまった。

「これで、イきたくてもイけねぇショ」
「もう、やぁ、らめらめ」
「お仕置きなんだから、少しぐらい耐えるショ」

巻ちゃんは扱くスピードを上げると、俺のペニスはぎんぎんに膨らんで、今にも破裂しそうなぐらいにまでなって、俺のゴムを外してくれた。

「一緒にイこうぜ」
「はぃ、」
「おらよっと、」
「あぁん、あああん、ひゃああ・・・らめ、もう、」
「イくぜ」
「あああああん!!!!!」
「っは」

ペニスのくびれた部分を二人のペニスで擦り合わせると、はじけたように、白濁の粘液が零れ落ちた。
俺のペニスからはぽたぽたと流れ出るが、青峰君のはどくどくと流れ出ていく。
巻ちゃんは俺のペニスから出たものを、手に取ると、俺のアナルになすりつけた。

「こっちも、感度良好か?」
「ひゃああん!」
「サイコーショ、東堂」

そういうなり、いきなり俺にキスをしてきて、荒々しく口の中を舌がかき混ぜる。そして、そのままアナルに指が入れられて、思わず、声が溢れそうなのを巻ちゃんに飲み込まれた。

「お前の前立腺は、と」
「いきなり、キスするなんて、なんなのだ巻ちゃん」
「だって、お前キスしてほしそーな顔してたショ、」
「どんな顔なのだよ」
「じゃあ、写メとっていいショ?」
「え、今なのか」
「そのエロイ顔とってやるショ」
「いや、止めておくのだよ」
「何でショ、」
「・・・だって、巻ちゃんが俺じゃなくて写真をおかずにえっちするなんてやなのだよ」
「可愛いこと言いやがって、」
「・・・恥ずかしいからそんなに見ないでほしいのだよ。巻ちゃんの顔がえろいのだ」
「今の顔、めちゃくちゃかわいいショ」
「・・・巻ちゃんだって、カッコいいのだよ」
「・・・お前、時々急に素直になるから怖ぇショ」
「ほんとのことだからしょうがないのだよ!」
「じゃあ、突っ込むぞ」
「はい、」

巻ちゃんは、話している間に立ち上がらせたペニスを俺のアナルになすりつけた。ひくひくしている俺のアナルは巻ちゃんのペニスが欲しくてしょうがない。

「なんなのだ!早く入れてくれ!」
「俺らって、相性抜群ショ?」
「そうなのだが・・・って早くしてくれ、こっちだっ、て、もう、まてな、ああああん、」
「かわいい声で鳴きやがって」
「か、わいい、とか、いわないで、くれ」
「でも、可愛いもんはかわいいショ?」

巻ちゃんが、がんがん前立腺を狙って、ペニスを入れてくる。

「あぁん、もう、そこばっかり・・・やめ、」
「ここが好きなくせに」
「ああ、もうイく、イく・・・」
「イっていいぞ、」
「あああああんんん!!!!!」

俺が射精したと同時に、中に熱いものが流れてきた。

「巻ちゃん、多いのだよ」
「しょうがねぇショ、かわいい東堂とのセックスだから」
「俺の中が破裂しそうなのだ、」
「それなら、掻き出してもう一回するショ、」
「・・・、巻ちゃんの好きなほうでいいのだよ」

それじゃ、と言って中の熱いペニスが引き抜かれて、中に入っていた白濁の粘液が零れ落ちた。

「お前のこういう姿を見ていいのは俺だけなんショ」

そう言って、巻ちゃんが楽しげに笑った。
俺はその笑顔に胸を打たれた。

お前を押し倒していいのは俺だけだ
(俺のもんに手を出すな)


20140915/巻ちゃんの笑顔は殺人レベル。
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