今日は手嶋の誕生日だ。
部室でささやかな誕生日会が開かれた。
手嶋は嬉しそうにしていたが、青八木は手嶋の様子をちらちらと見ながら気が気でなさそうな様子だった。
部活が終わると、着替えている手嶋の隣で、青八木はちらりと手嶋を見た。

「どうした?今日はおまえんち来てほしいのか?」
「…うん」
「じゃあ、とっておきのティータイムにしようか」

手嶋が青八木の家に着くと、キャノンディールを外に置いた。
青八木の後ろをついて、青八木の部屋に来た。

「…じゅんた、今日は誕生日だから俺をプレゼントする」
「嬉しいプレゼントじゃんか!ありがたくもらうよ」

手嶋は青八木を座らせて、ひざの裏から太ももにかけて舐めるように触った。

「・・・ひゃぁ、」
「はじめかわいい」
「・・・・・・じゅ、じゅん、た」
「感じるだろ、ほら、」

手嶋は青八木の怒張してきたペニスをつかむと、擦り合わせた。

「い、ぁう・・・・・・」
「お前のきもちいいとこやってやるよ、」

手嶋は青八木の下着を下げると、ぬるぬるとする先走りを秘所につけた。
きもちいいか。今日は俺の好きにするからなと手嶋は微笑んで、もうすっかりとろとろとした先走りで濡れていた青八木のものを握

る。やわやわと揉みしだかれて、青八木はびくびくと身体を震わせた。やだ、だめ、じゅんた。可愛くぽろぽろと涙を零す青八木に

、手嶋は微笑む。やだね、やめねーよ。つん、と先っぽのほうを指で弾くと、青八木はふああぁんと可愛く啼いて身体を反らした。
ああもうかわいい。ほんとにはじめかわいい。

「やん、ああっ、だめ、いく…いっちゃう…!」
「じゃあ、これでどうだよ」

いきなり、手嶋のペニスが青八木のアナルに入ってきた。その圧倒的な質量に青八木は手嶋のシャツに白い粘液を吐き出した。
しかし、そんなことで手嶋は終わらない。

「あ、ああんっ!じゅんた、じゅんた、らめ、やら、ああぁっ!こわれ、こわれちゃ・・・!」
「・・っは、奥まで、来てほしーんだ、ろ?」
「あああぁぁんっ!」

根元深くまで、手嶋のペニスを加えさせると青八木の秘所は嬉しそうにきゅうきゅうと締め付ける。

「あ、ぁあん、じゅん、た」
「・・・・・なんだ?」
「きす、して」

体中全部純太で満たして。
そういうように、青八木は手嶋にキスを求めた。
獣のように激しく口の中を嘗め回されて、飲み込めなかった唾液が青八木の口角からこぼれた。

「……じゅんた、いっしょにイって」
「いいぜ」

ぞくぞく、という強い快感が背筋を走る。互いに限界が近いことは分かっていた。指と指を絡めあって、強く強く握り締めあって、

互いを引き寄せる。
いく、じゅんた、おれもういっちゃう、だめ、ほんとにだめ。そう言ってぐちゃぐちゃな顔で喘ぐ青八木を、手嶋もまた余裕の欠片

もない切羽詰った顔で見つめる。うん、イってもいいぜ。いっしょにいこ、はじめ。いっぱい中に出してあげるからな。

「あ、じゅん、いく、いっちゃ、あ、あ、ああああぁん・・・っ!」
「っ、は!」

そうして、手嶋のものが青八木の前立腺を強く擦ると、青八木はびくんと全身で震えて、絶頂を迎えた。ぽたぽたと白い液体が黒い

シャ
ツにこぼれる。同時に、青八木の中に暖かいものがそぞぎこまれたのがわかった。

「じゅんた、すき」
「俺もだ、はじめ」

じゃあ、とっておきのティータイムにしようか。

バースデーティータイム
(俺たちだけの世界)


20140911/手嶋先輩誕生日おめでとう。

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