それは突然に
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「凄い雨だねえ、シママ」
雨が降り出したからポケモンセンターに一泊するようになった
さっきジョーイさんに雨が凄いから相部屋希望者が出るかもとか言われたけど…
世の中助け合い、わたしは受け入れるつもりだった。
すると電話が鳴り響く
プルルルル
「はい?」
「ななしさんですか?…相部屋希望者が…」
「あ、分かりました!」
「男の子なんですが…」
「いいですよ、わたしは気にしないんで!…まあ相手が良ければですが」
「……………構わないみたいなので今から向かわせますね」
「はーい」
コンコン
「はい」
「相部屋の…」
「あ、どうぞ!
わたしはななしです」
「俺はトウヤ…」
「よろしく!
ってか、トウヤくんびしょ濡れ!
早くお風呂入って!」
「あ、ちょっと…」
「いいから!」
*
「いろいろありがとう」
俺がお風呂から上がってからななしは暖かいココアを入れてくれてた
…いい嫁さんになるよ、本当
「全然構わないよ。
世の中助け合いでしょ?」
「なら次は俺が助ける番だね」
「期待してる」
そう言って笑う君は
この雨なんか似合わない、
そう…太陽のようだった
この笑顔を、
独り占めしたくて
「…ななし」
「ん?」
「 」
「………!」
一目惚れは突然に
(君に惚れました)
(一目見た時から惹かれてた。
なんて…いっ、言えないっ)
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オチの消失
どこ行った…!←
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