その出会い、シロガネ山にて
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「…ここに最強のトレーナーが居るって聞いたんだけどなあ」



ここはシロガネ山
わたしは最強のトレーナーのレッドさんって人とバトルするためにここに来た




「…ものの、何この寒さ!」

雪、ものすごく寒い


「バグフーンや、もう帰ろうか」

そういうと

お前が言い出しっぺだろーが馬鹿!
的な目で見て来たから泣きそうになった
酷い、酷いよ、バグフーン…



びいがぁああああ!!!!!

空からピカチュウの声が…
バグフーン、僕、もう疲れたみたいだ…
なんだか凄く眠いんだ、バグフー………ゴン!

「いだあ!!!!」

「ぴかぴー…」

「え、ピカチュウ降ってきた!」

ごめん、ピカチュウ
わたし石頭なんだよ





事情を聞くと、ポケモンと遊んでてはしゃぎ過ぎて落ちたみたい
全く、最近のピカチュウは元気だね、本当
わたし、ピカチュウと心通いあったかも…!

…いや、嘘。
実際ピカピカ言われて山の頂上差してたからそうかな、って
あ、ごめんピカチュウ!
電気バチバチさせないで痛いからあああ!





「ピカチュウや」

「ピカピ?」

「お前温そうだな」

「チャー!」

か わ い い !
ピカチュウがバグフーンに暖めてもらってる…

「いいな、いいな、ピカチュウいいな」

「ピカピー!」

飛びつくなよ、落ちそうになったじゃん…!
でもあったか……
和む……



「ピカチュウ」

「………ピカァ!」

「あ、ピカチュウ…!」

ああ、わたしの和みが……!

「心配した」

「ピカピ、ピカチュー!」

「そう。」

「ピカ!」

「ねえ、」

「はい?」

「着いて来て」

「…?」


てか寒くないの?
半袖で……………



「おお、あったかい!」

わたしはピカチュウのトレーナー?に洞窟に連れて行ってもらいました。
暖かいよ、ここ…!


「こいつ、雪合戦でカビゴンの一撃喰らってぶっ飛んだ」

「マジですか」

「ありがとう」

「どういたしまして」

「ねえ、」

「はい?」

「俺はレッド」

「わたしはななし…ってレッドさん?!」

「うん」

「わたし、あなたに挑戦しに来たんです…」

「そうだったんだ」

「はい」

「ねぇ、もし俺が勝ったらさ」

「?」

「明日から毎日此処に来てね」

「え、嫌で…」

「ね?」

「うっ……………は、はい











…なんという事でしょう
残り1体…で負けてしまいました…



「俺の勝ち。
約束は守ってね、ななし」

「寒いのに…っ」




だって君が気に入ったんだ、
仕方ないよね?


その出会い、シロガネ山にて


(やっぱりレッドさんは最強でした)



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