ロケット団と戦い、スカイ達はポケモンセンターに向かっていた。
だが、小さい異変に気づく。人が誰も居ないのだ。
おかしい、と思い彼は足を早めた。
ポケモンセンターに着き、中へ入るとそこは、
『我々はプラズマ団!ロケット団と共に、ジョウトを制圧するもの…!』
一瞬、訳が分からなかった。プラズマ団…私やトウヤが壊滅させたはずなのに、
ゲーチスは消えたはずなのに、どうして、また…
「プラズマ団…?」
とグリーンが声を上げた。
私はプラズマ団について話した。イッシュでの彼らの悪事、ゲーチスの話、でも…彼の話はしなかった。
プラズマ団王である、彼の話を…
大好きだった彼を…
「ボクは君となら仲良くなれる気がするよ」
と彼の言葉を思い出し、なんだか無償に、悲しくなった
だってわたしは、わたしが彼を…
するとライブキャスターが鳴り響いた。
『スカイ!』
トウヤくんだった。どうしたの?という疑問は彼の言葉により掻き消された
この感じをなんと言い表せばいいのだろうか。
何かで頭を殴られたような、この感じ……
夢であることを、願いたかった。
だけど現実は残酷で
加速した歯車は、
止まる事を知らない
過去の記憶
(ゲーチスが、カントーに居る)
1st/完結
.
← /
戻