イライライライラ……………


い、いつにも増してレッドさんがイライラしてらっしゃる…!

それは30分前に遡る…






「トウヤくん!トウコちゃん!本当に来たの…?」

「「だって俺/あたしのスカイが居ないから寂しくてさー」」


さすが双子息ピッタリだね!





わたしとウニさんがポケモンセンターで寛いでいた時に彼らはやってきた。
てかなぜ場所が分かった。
アララギ博士に今度相談しよう、そうしよう。



「つかなんで男と旅してんの」

「ウ…グリーンさんね強くてカッコイイんだよ!」

「はあ?…カッコイイか?」

「てめーだいぶ失礼だな」

「スカイ、グリーン、お腹空いた…って誰」

「こっちの男の子がトウヤくん女の子がトウコちゃん、って言ってイッシュのお友達です!
こちらは赤さ……レッドさん!一緒に旅してるんだー!」

「お前さ、男と旅するなよな。
俺ならともかく手が早そうな男×2とさー」

「おいこらテメー…!」

「とにかく!スカイはかわいいんだから気をつけなきゃダメよ?」

「かわいくな…」

「かわいいから。」


そう言ってトウヤってヤツとトウコってヤツがスカイに抱き着きやがった
スカイ顔真っ赤…
つかヤツが1番手が早いんじゃねーの?


ブチッ
………………………なんか変な音したよね、ね?


「ツブス」

…レッドさああああん!!!!!!





そして冒頭に戻る訳ですよ



「帰れ」

「うっせー」


赤さん…!お腹空いてるんですね!?だからそんなに血管ぷっちんしてるんですよね?!
ひぃいい!怖い、ナチュラルにモンスターボール握らないでぇえ


「や、止めて下さい…!」

「落ち着け、お前ら…!」

「うるさい、ウニ。」

「本当うっさいわよ」

「てめーら…」


「ウニさん…!」

「なんだよ。つかグリーンだから」

「なんか子供が増えたみたいだね」

「はあ?誰と誰の…」

「わたしとウニさんの!」


イラッ

「はあ!?テメー、ウニ何勝手な事してんだよ」

「そうだよ。つかスカイもそう言う事簡単に言うな。お前は俺のなんだから」

「スカイ、こっちに来なさい。そのウニ明らかに変態オーラ醸しだしてるわよ!」

「トウヤだっけ…?スカイは物じゃないんだけど」

「物とは言ってないし」


「あーもう知らない!」



ピロリ ピロリロ


「トウヤ!トウコ!アンタ達どこに行ったの!!」

「げ、母さん…」

「お母さん…」


「あ、トウヤママこんにちわー」

「あらスカイちゃん!
…え、って事は今ジョウト!?」

「馬鹿、スカイっ!」

「アンタ明日チェレンくん達と約束あるんでしょ!?
早く帰って来なさい!!」

「…わかった」

ブチッ





「…じゃあね、スカイ」

「気をつけてね!」

「あああ何かされそうで心配だわ…!」

「何もされないよ?優しいもん」


「……また来るから。」

「え?」

「今度は、チェレンやベルも連れてくるからね!」

「うん!」


俺、やっぱりお前が好きだ
せっかく会えたのに、またこの笑顔が見れなくなるのがもどかしくて…


「最後に、1つだけ…」


「……ト、トウヤくん?」


額にキスを落とし、抱きしめてやった
トウコが騒いでたけど知るか。


「……ムカつくムカつくムカつくムカつく」

「……今のは反則だよな」


「じゃあね、スカイ」

「うん!気をつけて!」




またね、大好きな君。



双子ハリケーン


彼らが帰った後、とても静かになりました
そしてウニさんと赤さんにデコを真っ赤になるまで擦られました
痛いよ、2人共………





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