「そのタマゴ、ウツギ博士のですよね?」

「オラ、かえせ」

「何でばれてんだ?!」

「まさかウツギのやろー…」





「こうなりゃバトルだ!」

………ですよねぇ



ロケット団のしたっぱと
ロケット団のしたっぱが
勝負をしかけてきた! ▼

ロケット団のしたっぱは
ラッタとゴルバットを
繰り出した ▼

ウニさんはピジョットを繰り出した!
行けっ、ダイケンキ! ▼




「それやめろ」

「…はい」

「さっさと終わらせて飯…」

「ダブルバトルとか初めてなんですが」

「(俺とお前の)愛の力で乗り越えるんだよ」

「(ピジョットとダイケンキの)愛の力だね!」


え、でもピジョットもダイケンキも♂だよウニさん…


「いちゃついてんじゃねーよ!ラッタ、体当たり!」

「ダイケンキ、波乗り!」


「は?!てめぇ、ちょ待て…!」

「やっちまぇええダイケンキぃいい!!!」


ピジョットぉおお!!!!
ラッタぁああああ!!!!
ゴルバットぉおお!!!!

という3人の叫び声が
夜のキキョウシティに響いた。






「負けた…ちくしょー、今回は返してやるが次は負けないからな」

「ラブラブカップルのお前達!名前聞いてやってもいいぜ!!てか名乗れ!!」

「俺はグ……」

「…グ…?」

まてまてまて
実名はマズイよな…
グ、グ…………
















「グリ男だ」

ぶっ

…笑うなスカイ
仕方ないだろちくしょーめ

「カッコイイ名前しやがって…だから顔もイケメンなんだな…!」

えー……

「かわいいお前は?ラブラブカップルのグリ男と何だよ」

「えーっと、えーっと…」

グリーン実名じゃないからわたしも変えた方がいいのかな
グリ男だから…








あっ!


「グリ子!」


ぶっ

…笑わないでグリーン。


「名前も顔もかわいいなんて…」

えー……


「ラブラブカップルのグリ男とグリ子か…覚えとくからなっ!」


そうしてロケット団のしたっぱは去って行った。
去り際に

「さっさ別れちまえ!」って台詞吐き捨てて行きました。
元からカップルじゃねーし。

だけど何故かグリーンが「別れるかばーか」って言ってました。
ばれないように最後まで努めるなんて役者魂凄いね!


*


それから30分後、凄いキラキラして赤い人が帰って来た。
ボール何個持ってんの…速攻ボックスに預けていた。


「それでよー、レッド!こいつ、ダブルバトルで波乗りとかしやがったんだぜ!?」

「だってダブルバトル始めてだって言ったじゃないですか!」

「だからって…!」

「楽しそうだね。」

「赤さん…?」

「邪魔者は消えるとしよう。行こうピカチュウ。地平線の彼方まで」

「ちょお前…」

「赤さん、ご飯は…!」

「お腹空いた。」

そういい席につく赤さんがかわいいなんて言えませんでした。



それからウツギ博士へ連絡し、タマゴを無事転送しました。


任務完了!


ダブルバトル、勉強しなきゃな…


.




/




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -