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「寒っ!」
頂上こんなにふぶいてるなんて…
「…またリングマかい」
リングマリングマリングマ…
ここはリングマしか居ないんかいっ!
…あれ?
誰か、居る…………?
「レッド…くん」
「…………。」
「レッドくん、レッドくん!」
「…………俺とバトルしろ。」
「どうしたの…?」
「強いやつにしか興味ない」
…レッドくんがこんなに変わり果ててるなんて……………
「いいよ、分かったわ。わたしが勝ったらなんでも言う事聞きなさいよ」
「俺より強いやつなんて居ない。」
「それが帰って来たんだよねー。」
「…………!」
「ライチュウ、レッドくんの目を覚まさせてあげるよ」
「ライラーイ!」
…レッドくん、
あなたはあの時の約束、覚えていますか?
昔、あなたと交わした約束を。
小さい頃の約束だけど、わたしは嬉しかったんだよ
もしかしたらわたしが居ない間にあなたに大切な人ができて居るかもしれない
わたしの事なんか、どうでもいいかもしれない
でもわたしは、ずっとあなたが…
だから絶対に、負けたくない。