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「…どこに居るか分からないの?」

「…あぁ」

「グリーン、シがつく山ってどこ」

「…なんだよ急に」

「いいから!」

「シロガネ山じゃねーの?」

「そこにレッドくんが居る」

「はぁ?」

「夢で見た」

「んなわけ…」

「レッドくん、辛そうだった。助けてって言ってた…だから、シロガネ山まで案内して………」

「…俺が行けるのはふもとまで。チャンピオンじゃねーといけねぇんだよ」

「大丈夫。言わなかったけどわたし、ホウエンのチャンピオンだから」

「………分かった」





レッドくん、待ってて
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