08




わたし達の旅立ちの日がきました


「レッドくん」

「なに?」

「頑張って最強のトレーナーになってね」

「うん」

「俺は!?」

「グリーンも!最強の次になると思うけど」

「グリーンは2番が似合う」

「世界で俺が1番!」

「いつかあったらバトルしようねー」

「はんっ!ななしなんか一撃だし」

「ピカチュウ、10ま…」

「冗談です」

「ななし、」

「ん?」

「元気でね」

「レッドくんも、ね」

「じゃあ行ってくる。」

「あ、ちょいまち!」

「?」

「ミサンガ作ったんだ!はいどーぞ!」

「ありがとう。」

「あれ、俺のは?」

「ありません」

「え」

「冗談!はいっ」

「赤と緑と白ってなんつー組み合わせ…」

「…確かに」

「レッドくんとグリーンだから赤と緑!…白は赤と緑だけだったらキモくなったから………」

「ならななしは白だね」

「いつも真ん中に入って喧嘩止めてたからなー」

「ちょうどいいね」

「レッドくん、グリーンんんん…………」

「おい!泣くなよ!!」

「だって…」

「また会えるから」

「うん。絶対ね…!」

「じゃあ」

「「いってきます」」


「気をつけて。さようなら」





本当に、さようなら。
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -