Vs ファイア


ピーンポーン

「………嫌な予感しかしない」


ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピーンポーン


「ぁあああもううっさい!」

ガチャ







「………………。」

「ファ、ファイアくん…?」




玄関を開くとなんともいえない顔をしたファイアくんが立っていました


そしていつもながらの無断侵入

「靴脱いでくれるだけマシか」











ファイアくんがクンカクンカしている。
何の臭いを嗅いでんだ


「よし、異臭はしない、っと」


コイツいきなり何言ってんだ


「ファイアくん?」


すると真顔でこう言った



「俺がこうして来てあげたんだ嬉しいだろ?」


いや、嬉しくねえむしろ…

「帰れ」


「………………うっ」


…嫌な予感…………


「うわぁあああん」


泣き出した…!
そう彼は…
ツンシュンなんです





ツンシュンとは!
普段はツンツンしてるけど打たれ弱いやつって意味だよ!
…いや知らんけどな

もう、泣き出したら止まらないらしいし…レッドさんに聞いた



「こうして…うぐっ…俺が心配して来てあげたのに…ずびっ」


ああああもう面倒くせェ…
なんでこの兄弟面倒なんだよ…!


「ご、ごめんね?何が心配だったのか聞いてもいいかな…?」

「仕方ない許してやるよ」

…うぜェ




「昨日兄貴来ただろ。…よしベットの乱れはなし…っと。
俺の未来が兄貴に何もされてないかの心配だよ」


そう言いながら部屋を荒らすファイアくん

「おっ、未来の飲みかけのジュースじゃん。間接間接」


そういいジュースをのむファイアくん
うわぁ……………





「未来は俺のなんだから誰も部屋に入れるなよ」


いや、侵入するんだよ変態どもがな!
そしてアンタのじゃねぇから



「風呂はーっと」



ちょ誰かアイツまじで止めろ!
これ以上はァアア
これ以上はアカンあああ!!
なんで今日に限ってほかの変態来ないんだ!
いや来ても困るけどさ…どっちやねんわたし




「………!ちょっと未来!」





そういい叫ぶ
ツンツンよりシュンとして泣く方が多い、

ツンシュンもとい

ファイアくん






「何さ」





「未来、お風呂入った?」

「さっきねー」

「俺も入る」


「帰れ」


「未来が入った後の風呂とか…最高じゃん」


そういい服を脱ぎだす

ツンシュンもといファイアくん


「…………」

「何、一緒に入る?」


可愛がってあげるよ


と言う変態マサラ兄弟、弟




風呂で溺れて下さい





…とりあえずもう一回泣かしておいた。
もうシュンシュンに改名しようか






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