Vs レッド



「うわ、この煎餅うま!」

「一つ頂戴」

「いいよー、はい」




…何故居る!!!



夜9時。
バラエティ番組を見ながら煎餅をバリバリ、お茶をズルズル寛いで居た時に事件が起きた。

居るはずもない、万年半袖シロガネ山に住み着いているポケモンオタクが隣に居る

あれ、わたし鍵閉めたよね?



「うん」



何故居る!!!

そしてさりげなく心の中読むな




「グリーンがね、うざかった」

何となくわかった
グリーンさんに騒がれて下山したんだろうね。

「で、僕不機嫌なんだ」



そういいにっこりと笑う


ドS


もといレッドさん



「…はい?」

「ストレス解消させて」


そういい毛糸で両腕を縛る

ドS

もとい

レッドさん


うわあああ編みかけ、マフラー編みかけだからあああ!!
わたしの汗と涙と努力の結晶がああああ!!!



「未来はかわいいね。






……いじめたくなる」



うわお!
ダメだこの人!!!

この雰囲気ダメ、絶対!

「ほ、ほどいて下さい!」

「解くくらい自分でしなよ」


出来ないから言ってんだよ!
あれか?山に篭り過ぎて頭おかしくなったんか?

「ふぅん、そんなに「ごめんなさい、全力で拒否させていただきますぅうう」…おしおき」


そう言って頬っぺた抓り出した
「どこまで伸びるかな」なんてニコニコしながら言わないで痛いからあああ!!!

こうなったら………!


「このマフラー、レッドさんにプレゼントしようと思って編んでたのになぁ…」


ピクッ


「いつも寒いシロガネ山で頑張っるカッコよくて強いレッドさんに、プレゼントしようと頑張ってたのに、はぁ…」


「仕方ないほどいてあげる」


よっしゃあああわたしの勝ちぃいいい!!!!!!!!






(うわぁああ手首に縛られた跡がァァアア)

(違う跡も付けとく?)

(帰れ!)



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