Vs コーン




正午です。お昼です。
みなさんおはようございます未来です。
盛大に寝坊しました未来です。
お腹空きました未来です。
今日はコンビニ弁当にしようかな

と考えていた刹那


ピンポーン


「こんにちは、未来さん」


お昼、一緒にいかがですか?と、手作り弁当を片手に持ったコーンくんが立って居ました。






「たくさん食べて下さいね」


そうニコニコ笑うコーンくん。
彼が神様に見えました。







久しぶりに未来さんに会いたくなりお弁当を作り彼女の家に向かいました。
すると彼女は寝起きだったのか、少しぼんやりして、パジャマを着て居ました。
…………かわいい。超絶天使。…ゴホン。話が逸れてしまいましたね。
このコーンがお弁当を作って来た本当の理由を知らずこの天使が美味しいと言いお弁当を食べてくれています
はぁはぁしたいのを押さえてます。偉いですよコーン


「ごちそうさまでした!」


「はい、お粗末さまでした」


お弁当洗って返すね!と言った天使を全力で止め、彼女の使ったお箸をゲットしました。
これが目的だったなんて言えません。



「うん、思いっきり言ってるよコーンくん。」


「!?」


「そう言えば最近、わたしの歯ブラシとかお箸とか消えてたんだけど…どうしてだか、分かるかな…?」


天使が悪魔に見えました。



(まぁ今回はお弁当くれたから許す)

コーンくんなら変な事してないだろうしね。




コーンの部屋に未来の私物Boxが佇んでいることを彼女は知らない





.



- 9 -




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -