ラジオ塔内部。
コトネが足止めをしてくれているおかげで(爆発音とか、コトネの高笑いとかが凄い…)したっぱ達は殆ど居なく、進むのが楽だった。
「おい」
「僕、ヒビキって名前あるんだけど」
「前を見ろ」
そう、ロケット団幹部と、七賢人が勢揃いしていた。
「少しは楽しめそうだね。…シルバー、先に行ってよ。」
「お前は、大丈夫なのか」
「ナメないで。…それと、親父さんとケリをつけるんでしょ」
俺は目を見開いた
知っていたのか、こいつは…
にっ と笑い、早く行って!
というあいつは、俺には眩し過ぎるくらいで…
「頼んだぜ…
ヒビキ…!」
うん、その一言だけで充分僕は嬉しいよ
「バグフーン、ホウオウ、マブダチのために、がんばるよ!」
ぼく、みんなに会えて嬉しいんだ。
コトネにも、シルバーにも。
(シルバー、後はよろしくね)
(君のためなら、僕は道でいい)
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