君は救世主


「…あのジョーイさん、ピンクは………」

「ああ、ピンクちゃんならシロガネ山のポケモンセンターに行きましたよ。
向こうのジョーイさんが用事で居ないらしくて…」

「…シロガネ山………」

「まぁ、あそこはあまり人が来ないから平気ですよね」











「ヒマだあ…」

お手伝いでシロガネ山のポケモンセンターに来たけど…
誰も居ない、誰も来ない。
ヒマ過ぎるわ!


…すると扉が開いた


「ジョーイさん…」

「どうされました?」

「…じゃない」

「わたし、ジョーイさんのかわりのお手伝いなんです」

「なるほど。
俺のピカチュウ…」

「…凄い熱!さあ、こっちに!」


気のせいかな
わたし、彼見たことある………
赤い帽子に、ピカチュウ…








「これで大丈夫。
一応、大事を取って1日ほどここで預かります」

「ありがとう。
俺も泊まっていい」

「いいですよ、誰も来なくて暇で暇で…」

「俺はレッド」

「わたしはピンク…」




『そんなに強いのに…………に居るなんてもったいないよ』


………!


『ねえ、俺が…………壊滅させたらあんた、旅しなよ』



………ああ、わたし、
君を知ってたよ…



「…レッドくん」




君は救世主



(君がわたしを、
あの真っ黒な世界から救ってくれた)




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はい、知り合いですとも!←


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