想いはきっと晴れ



「ここです!
着替えとかもワイシャツですがあるのでタオルとかと一緒に持って来ますね!」

「…いや、別に……ぶえくしっ!」

「ダメですー!言う事聞きなさいっ」

「…分かったよ」

「服は洗濯して乾燥機の中にぶち込んどきますから!…ごゆっくりー!」



………かわいいな…
って俺は何変な事考えてんだよ!
そう、気のせい気のせい…!







*

「お、上がりましたかな?」

「ああ。」

「おほー!サイズぴったし!
…さすがわたしだね、ガーディ!」

「……………。」

「無視か泣くぞテメーコノヤロウ」

「………がう」

「馬鹿にしやがって…」

「まあ落ち着け
ガーディ、あんまりピンクをいじめたら可哀相だぜ?」

「…ガーウ…………」

「およ?
ガーディがわたし以外の人と話すとか珍しいなあ」

「そうなのか?」

「はい!…グリーンさんのウインディと遊んでたのもびっくりした…」

「へー…」

「また遊びたがってました!」

「…また来るから」

「はい?」

「会いに来るから」

「わーい!
待ってますね!」




ガーディとウインディを遊ばせる為に来るだけだ……
ってのは上辺だけ。

本当は君と少しでも長く居たいだけかも知れない。

…なんてな




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いつ気づかせるかが問題だ←


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